きっかけはひょんな事から・・。(思い出話)
農業やりたい!って思った事ある人って、意外と多いのではないのではないでしょうか?
僕は、全然思ってなかったんですけど・・。家庭の事情から、いろいろ考えているうちに辿り着いた。という感じです。
軽く事情をさら〜っと話すと・・。それまでの仕事は、ずっと飲食関係でした。お酒を扱う仕事だったので、夜働くというのはマストでした。でも、夜働けない身になってしまったのです。
朝から夕方まででも、飲食関係でやっていけるかな〜とも思ったのですが、収入面で駄目でした。そうなると、飲食業界を離れるのか〜。なにが良いのかな〜?って、考えているうちに
あ。農業やろう!っって思ったんです。
ハーブを育てるって良いじゃん!って思いました。
ハーブを育てれば、家族も喜ぶ?し、クラフトジン(やっぱり酒が絡んでくる!)とかに使えたら、そりゃもう最高だ!っ思いました。
しかも、茨城にしばらく使っていない畑もあった気がする。(住まいは東京)
良いかも・・・
そんな思いつきで、農業について考え始めました。2017年12月頃だったと思います。
まずは、イメージしました。
最初に思いついた農家の映像は
水車のあるような田舎の雰囲気のある家があって、その中が蒸留所で、自分が育てたハーブを蒸留してお酒を作ったり、アロマオイルを作る。そして、良く手入れされた庭があって、蝶蝶が舞い、小鳥がさえずる。そこで、緑と花に囲まれながら、ゆったりといすに腰掛けハーブティーを飲みながら休憩をする。近所のみんなも集まってきて、思い思いに過ごす。僕はハーブを育てる。近所のみんなはそこに癒しを求めて集まり、お野菜やら、お米をお裾分けしてくれる。
そんな姿です。
最高だ。うん、畑をやるって抜群に良いアイディアだ。茨城まではちょっと遠いけど、何とかなるだろう・・・ で??どうすれば農家になれるんだ??
Photo by Kyle Nieber on Unsplash
農家のなり方。
農家のなり方は、大きく3パターンだと思います。
- 学ぶ 学校に通う・修行に出る
- 就職する 収入を得ながら、技術の習得や人脈を広げる。働き始めたら、もう農家。
- 独立する 自分で畑を用意して、自ら経営する
これから大学に行こうか、専門学校か?就職?と、これからの将来について悩む年代の方ならば学ぶというは選択肢の筆頭だと思います。ですが、僕はもう当時44歳。結婚もして子供もいました。失業保険をもらいながら、職業訓練校などで勉強、技術の習得というのも家族を養えるほどのお金はもらえません。無理です。
就職ならば、お金も手に入るし、技術もつく。大人はこれが正攻法かと思います。調べれば、将来的に独立を視野に入れた、研修先、支援、求人など多くの情報が手に入ります。その上で、どの地域にするのか、なにを育てたいのか。実際に現地の方々に相談にのってもらう事もできます。でも、その就職先は当然ながら地方です。 と、ここで再度言いますが、僕は44歳。妻も子供も・・・・。家族の賛同、協力が得られて、移住のウェルカム!田舎暮らし、最高じゃん!!という家庭ならば良いのですが・・・・。つい最近、思いついた就農。家族を引き連れて移住なんてそんな度胸もないし、相談するという発想すら。怖すぎます。
残るは独立。いきなり?? でも、畑はあるんだ。遠いけど。農地があれば、なんとかなるんじゃない??種蒔けば、なんか育つんじゃない??通える??お金は?? 疑問はいっぱいあるけど、とりあえず現状の今の生活をがらっと変える事なく、就農ができるんじゃないか??
自分の状況、やりたい事、希望など含めて
独立
を、選択します。
その上で、新規就農の仕方を調べる事にしました。
新規就農とググれば、いまや数多くの情報が得られます。僕が、調べたのは3年前。そのときに比べても、多くの情報が得られるようになってきているし、わかりやすく、見やすくなっています。(単純に僕がアンテナの張り方がわからなくて、情報を自分がキャッチできなかっただけかも・・)
そんな情報音痴の僕でも、最初に見るのは農林水産省HP
そして、いきなりヒットするのでした!!
1年150万もらえるの??!!
すげぇ!
で? ん? 45歳まで〜〜〜〜!!!(2017年当時。今は引き上げられました)
僕は、当時44歳。あと1年しかない!!!いや、多分4月に募集かけるだろうきっと。(たぶん違います)
そうなるとあと4ヶ月だ!時間がない!!こんな良い支援を見逃すテはない!
まずは役場に電話だーーーー!問い合わせだ!
その役場には、この制度について詳しい担当者がいない。
けれど、その人曰く。年齢的に時間厳しいかもしれないけれど、もしかしたら間に合うかも???でも、わかりません。詳しい担当者も交えて、一度お話をしましょう。
ほう。
わからないけど・・・?
間に合うかも・・・?
いける?
そして、僕はそのまま会社へ退職願を出すのでした。。。。。
つづく
追記
2023年1月現在
就農準備資金・経営開始資金(農業次世代人材投資資金)
対象年齢が引き上げられ、変更点もあります
新規就農をする人にとって大きな後押しとなってくれる制度です。


コメント
こんにちは、これはコメントです。
コメントの承認、編集、削除を始めるにはダッシュボードの「コメント画面」にアクセスしてください。
コメントのアバターは「Gravatar」から取得されます。