2019年10月〜12月 まだ現実を知らない暢気な時期

新規就農

Image by Albrecht Fietz from Pixabay

まだ、9月に蒔いた種がどんな結果になるのか知るよしもない僕は

さらに、とりあえずやっとけぇ~~!スタイルを突き進みます。

さらに、希望に満ち溢れた僕は

先日まで在籍していた飲食店の仲間を呼び、畑サークルを始動します。

さらに、こんな活動がどんどん広がるんではないかと実家に泊まれるようにして。農作業&田舎宿泊を敢行。

農園を中心とした。古民家の有効活用なんかを夢見るようになる。耕作放棄地を活用して都会の人ならではの感覚で、新たな価値観を作り出す。
都会生活+農村での活動。 ここに、活動の中心を持ってこれないか

半農+半X

そんな夢を見ながら、

荒れ地にハーブの種をやみくもに蒔くのであった。

さらにひどく、秋蒔き関係なく興味あれば春蒔きの種もとりあえず蒔いた。

結果は発芽すらしなかった。

ほんと、暢気なもんです。種蒔いて、ほっとけば、成長してハーブや野菜が収穫できると思っていたんですから。

そんな調子ですから、考える事だけはデカいです。

夢は膨らみましたし、農業問題にもメスが入れられるのではないか?くらいに思ってました。

そんな思想の一端。ポップアップストアをやっていた時期がありました

畑を始める前に、東京の自宅で鉢、プランターでハーブを育てていました。

そのハーブを入れて、カナディアンクラブを注いで、ソーダで割る。フレッシュハーブハイボールを出すポップアップストアをやった。

この頃は、農地を持つ事なんて考えていなかったから、ベランダで栽培できるハーブで収入を得るモデルケースを作り、都会に住むみんなが家庭でハーブを作れば良い。東京の住民が何かの形で、農作物をつくる東京都民総農民化計画が面白いと考えていた。

ちょっと面白いと思ってくれたのか?近所のバーが、営業していない昼間の時間帯のお店を貸してくれることになった。

みんながハーブを作れば、みんなが忘れかけていた土に触れる事で思い出される感覚を取り戻せるのではないか。つくってくれたら、僕がお酒に入れて出すから。ベランダでハーブを作って、自分が育てた作物が売れる楽しみ。お客さんに提供し、楽しんでもらえる楽しみ。その輪がもっと広がれば良い。と、思ってお店をやった。

みんな1週間のうちの数時間でも土いじり、すれば良いと思うよ。

コロナでやめちゃったけど、またやりたいもんだ。

ポップアップストア

おまけ
この頃に、不定期に出していた機関誌?みたいなものに、見出しを作って振り返ってみた。

真っ青な青写真を不定期刊行

vol.1  日本のクラフトビールに物申す! 
       ビールは農業だ!しかし、日本のクラフトビールは農業とかけ離れている!!   ( 2019.7.)
vol.2  日本のクラフトビール=農業 ならば、なにが日本の農業を救うアルコール?
            日本酒をベースに耕作放棄地問題にメスを入れる!( 2019.8.)
vol.3  外部からの農業への参入を考える
      農業素人でも作れる100%国産酒は可能か? 6次産業への参入について( 2019.10.)
vol.4  就農は専業だけに非ず
     半農半Xという形での農業問題へのアプローチ。ハーブリキュールについて( 2019.11.)
vol.5  都市生活と農作業が持つホスピタリティについて
     都市に生活している人は農作業を欲している??環境問題と対峙する必要性 ( 2020.1.)
vol.6   農作物を作ってきた事で起こった、心理的な変化
     生き物ってなんだ?食べる事ってなんだ? 食物を育て食べるということ   ( 2020.8.)
vol.7  やばい。そろそろ収益について考えなきゃ!
     農業問題なんて、考えてる場合じゃない! なにを作ってなにを売ろう! ( 2020.9.)

農作業を始めて、どんどんトピックが現実的になってきている感じが読み取れる。でも、vol.1から書いている事は、いまでも思っている。今でもやっぱり農地+酒 は、実現させたい夢の一つです。

畑を始めた当初は夢はデカかった。でも、今でも萎んだ訳ではないです。現実を受け止めながら、そこ目指してコツコツと進もうと思います。

続く

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