こぼれ種で大根が生えてきて、喜んでいたけど・・・!

栽培日記
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こぼれ種から大量の芽が出てきた〜〜〜〜!

去年の秋に、土の状態が良くないまま、たいして耕しもせず大根を撒きました。
隣に搾菜も….こちらは苗を作って移植。

どちらもぜんぜん実りませんでした。

仕方がないから、種でも採ってやろうとそのまま放置

それも面倒になってしまって
種も採らずに放置

そして8月に耕耘機が入って
耕された訳ですが….

そこから1ヶ月後。見事に大根が芽を出しました。立派なもんです。

9月15日

生き生きと育つ
大根と搾菜たち

まず一つめの問題があることに気が付きました。

搾菜と大根をすぐ隣に植え付けていた事で
交雑してしまったのでは??

という事

今ここに生えている大根っぽいものは
本当に大根なのだろうか??

交雑の心配をする

アブラナ科同士は交雑しやすい!

そんな一言を見て
もうこれは、駄目だ・・・・

悲しい気持ちで帰宅した訳ですが

改めて
落ち着いて
調べてみると、なんでもかんでもアブラナ科ならば交雑してしてしまうということではありませんでした。

得意の早とちり・・・

アブラナ科同士でも、交雑しやすいものと交雑しにくいものがありました

大根は搾菜とは交雑しにくいそうで・・
違う品種の大根をすぐ近くで採種する場合は交雑しちゃうかもしれないよ!気をつけて!!

ということです

自分の畑の場合は
大根は一種類しか植えていないので
セーーーフ!!

でも
からし菜と高菜は交雑しやすいって!

搾菜とからし菜をすぐ近くで植えて
どちらも
がっちりとタネを付けました!

まとめ
大根は大根ができそうです
搾菜は・・・?からし菜との交雑種ができている可能性があり!

ちなみに
他に交雑しやすいのは
かぶと白菜、小松菜とかですって・・

間引きをするか迷う

こぼれ種ですから
当然、等間隔に撒かれているわけでも、一直線に撒かれているわけでもありません。
密集してところ疎らなところとかいろいろ・・

間引きが必要とも思いましたが
土の環境が良いとは思えなかったので
いい環境のところだけ
勝手に生き残るかな〜〜そう思って間引きはやめました。
(正解かどうかはわからないですが)

すぐ近くでも、土の状態は違うから
育つもの、育たないものが出てくるはず。
こちらからは手をつけない方が良いだろう

大体同じ環境が整えられたのなら、間引きは必要ですが、
今回は場所ごとに環境が違うと考えて、
こっちで選別して残した芽の場所の土が
良くなければ
結果育たなくなってしまう。
そう思ってやりませんでした。

害虫にしても、どこにいるかわかりません。
いっぱいあれば、どれかが生き残るかもな・・
くらいの気持ちで放置です。

虫の食害にあう

10月3日

順調に育っているところもあります

しかし
大部分は、虫の食害を受けていました

うまく育ったところの写真しかとっていなくて
どんな被害状況だったのかを
いまからでは検証できない・・・

良いところも、悪いところも
写真に収めておかないと
遠い畑の場合は、後から勉強して知識を得た時に、状況を思い返す事ができないので
なにか変化を感じたら、なんでも撮っておくという事が大事だと思いました

今からでは確認できないのですが
おそらく
ダイコンサルハムシ

これを見て

あ!これかも・・・
って思いました。
いつもありがとうございます
今回は昆虫博士が登場して、更に詳しくお話ししてくれていますw

アブラナ科を連作すると現れやすい虫だそうで
近くには去年からし菜も搾菜も大根も植わっていたので
けっこうなアブラナ科密集地
去年ダイコンサルハムシがついていれば
今年も発生しちゃう
ってことですかね

そんなこと
今まで考えた事もなかったです。

虫というのは
毎年毎年、たまたま現れるものかと思っていましたが
幼虫になってその場にいたり、虫そのものが近くにいたりと
繰り返し登場するもんなんですね〜

タネを蒔く時期で回避できるかもしれない

9月から動き出す虫なので
それまでに大きく育てておくか、10月にタネを蒔く事で
発生を防ぐ事ができるかもしれません

そのかわり10月に蒔くと大根は大きくなりきらないかも

でも、この大根はずっとタネで
この場にいたので、早めに撒いた事になるとは思うんですが
けっこう喰われましたね

地力があれば
地上部がダイコンサルハムシに喰われても、育ちきる事ができるはず!

僕の畑は〜〜〜
どうでしょ??

動画では
他の虫についても話されていますのでぜひ見てみてください。

2代目でもうまく育つのか?

F1(一代雑種)のタネを使っているはず?(覚えていない・・・)
なので
こぼれ種で、発芽したとしても
まともなものが育つのか??

そんな心配もあります

 F1品種のタネを育ててできた野菜の花にもタネはできますが、このタネをまいても元の親と同じような形や性質になることはなく、非常に不揃いで親とは似ても似つかない野菜が育つことになります。そのためF1品種のタネは自分では採種できず、市販のタネを購入することになります

タキイネット通販 野菜に関するQ&A

さすがにタネ屋さんは、上手くいかないからやめときな
って言いますよね

同じタネ屋さんでも
やっぱり野口のタネさんからのご意見も聞いておきたい
全文はリンクから飛べますので、ぜひそちらを!

交配種野菜からタネを採ると、優性形質3に対し、1の割合で隠れていた劣性形質が現れます。優性と劣性とは、どちらかがもう一方より優れた性質であるということではありません。異なる二者をかけ合わせた時、表面に出るほうを優性、隠れるほうを劣性と解釈するだけですので、お間違えないよう

野口のタネ・野口種苗研究所

え〜と
タキイさんが言う、もともとのF1のタネとは違った性質のものができちゃうよっていうのはよく理解できます。
違った性質と言っても、劣勢が現れるだけで、それが駄目なのか?は育ってみないとわからない。
ってことですね。
それと収量が落ちるかもしれないし、虫につかれるかもしれないし、小さいかもしれない・・・
というのはありそうですね。

でも、
僕の現状では
気にしないでいいかね

こぼれ種で発芽した〜〜わ〜〜〜い
育ててみよう!
という場合はおそらく、そこまで心配する事なく
このまま育てて良いと思います

商業的に野菜を育てるならば
こんなリスクは冒さない方が良いでしょうね

連作障害は?

こぼれ種ですんで
当然、連作です

去年育てた場所に
そのまんま発芽して成長しているのですから

大根は連作障害しにくい。
逆に連作すると甘くなるとか。
諸説あるようですが、連作は2~3年までに留めた方が良いというのが一般的なようです

連作するなら土の消毒と、植え付け前の堆肥を混ぜることで連作障害が起こりにくくなるようです。

そんなに
連作障害もいまのところは
気にしないで良いみたい

ついでに塔立ちについても心配してみる

間引きをしないと、とう立ちしやすくなると言ってましたが

低温にあたってから、暖かくなってくると塔立ちするのが一般的なので
秋蒔きの場合は春になるまでは、心配しなくても大丈夫かな

その頃に株間が近いと塔立ちしやすくなるのでしょう

なので
これも
良し

まとめ

ダイコンサルハムシには喰われているし、地力が良いとは思えなし・・

上手く育つかどうか分かりませんが

連作障害とか、交雑、F1の2代目だから
という理由での失敗は心配しないでよさそう

と言う事は
すべて
他所の理由ではなくて
上手く育つかどうかは、畑の問題ってことですね!

それが一番心配!!

これから
うまくいけば
続編書きますので
お楽しみに〜〜

失敗したら、何事もなかったかのように
このことには触れないかも・・・

今回はここでおしまい

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