蒸留所来訪③明利酒類

訪れたのは明利酒類株式会社様、ジンの銘柄は和ジンです。
しかしながら、今回も蒸留所見学はできずっ!
そんな蒸留所来訪③です。

今回は
本社の方へお会いする機会に恵まれ、お話を伺いに訪れました。
話の一段落ついたところで
なんとなく話の流れで酒造り現場を見せてもらえるかな~~
くらいの匂わせたつもりではいたのですが‥…。
届いていなかったようです。
ちゃんとお願いしなかった自分に今更後悔・・・

ですが
一般向けに公開している
梅酒と酒の資料館 別春館があります。
本社のすぐお隣です。

この明利酒類株式会社様
とにかくデカい!スケールがデカいです。

そして歴史も古い
元を辿れば江戸時代末期の安政年間(1850年代)に始まります。
その後昭和25年に今の会社になったそうです。

別春館では愛くるしい水戸黄門様がお出迎えしてくれます。

作っているお酒も幅広い
日本酒、焼酎、梅酒、ジン、ウォッカ、リキュール、除菌アルコールなどなど
そして、チャレンジ精神旺盛
女性Vtuberグループホロライブとのコラボ商品
百年梅酒ぺこらver.を作ったり

はたまた
“酔うたい焼き”を作ったり。

ただの「あんこのお酒」ではなく、薄皮の後にあんこを感じるように、「たい焼きの生地感」と「上質なあんこ」の調和に徹底してこだわり抜きました。

明利酒類株式会社HP

・・・・???
すんなりと理解するのは難しいのですが、気にはなりますね。
まさに”たい焼きを食べているようなリキュール”のようです。

売店の方の梅酒樽の保管庫だけは、ちらっと見せてもらえました。
この一画を見るだけでも圧倒されるのに、全体の生産量って一体どうなってるの??と思っちゃいます

さてさて
圧倒されてばかりもいられません
肝心のジンです

プレミアムクラフトジン「和ジン」

まず製造元のお言葉を借りると

和ジンは、日本酒を蒸留し10年間貯蔵したスピリッツをベースにした日本独自のクラフトジンです。
スパイシーで森林のようなウッディーな香りの上質なジュニパーベリーをはじめ、レモンピール、オレンジピールの柑橘系やシナモンなど高品質なボタニカルを7種類使用しています。
豊かな香り、爽快な味わいに五感を研ぎ澄ませて楽しめます。

僕の個人的な感想は。まず特徴的に香るのがレモン、オレンジの香り。そしてジュニパーベリーと他のボタニカルが醸し出すウッディでスパイシーさ。日本酒由来の甘い香りと味わいが、このジンの特別な特徴としてそっと後ろから支えてくれます。

全体的に優しく暖かい。そんなジン

だと思います。

ジンと言えばロンドンドライジンを想像しますが、これは正にジャパニーズクラフトジンだと言えるでしょう。

余計な付け足しではなく、ちゃんとバランスの取れたジャパニーズクラフトジン。

明利酒類様
茨城県は水戸にあります。
東京から約100㎞。高速使って2時間もあれば着きます。

電車では特急使ってこれまた2時間。水戸駅からも歩いて行ける好立地です。

とは言え、蔵見学できるわけではないですし別春館をメインの目的にするほどのボリュームもないので、ぜひ水戸の町の観光も含めてお出掛けしてはいかがでしょうか?

そして、夜は酒場に繰り出し明利さんの日本酒やジンなどを楽しむ。これが良いかと!

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