枝豆

今回は珍しく成功体験です。
遠距離農家、週末農家でも育てられた数少ない野菜の一つ
枝豆!

とは言え、遠距離農家ならではの大変さはありました。

毎日お世話できない状態での
枝豆栽培
その辺りを中心に書いてみたいと思います。

栽培した品種は湯上がり娘
こちらは収穫まで85日。中早生で甘みの強い味わいが特徴の枝豆です。
4月に植え付けて7月に収穫を目標に栽培します。

種まき

4月中旬種まき
いま書きながら調べてみて気が付いたのですが
4月中旬だと中早生の品種の種まき時期としては早かったんですね・・・

早生タイプが4〜5月
中早生タイプが5〜6月
晩生タイプが6〜7月

早生と中早生をごっちゃにして考えていました。
次回はちゃんと守ろう〜!

育苗ポット蒔きをしました。
だいたい6cmか9cmを利用しています。
6cmを使うのが普通なのかと思うのですが、
遠距離農家の僕は、苗を大きめにしてから植え付けをしたいと思っているので9cmを使います。

湯上がり娘の発芽適温は20〜30度
4月中旬の平均気温としては大丈夫かとは思います。
でも、鳥さん達が蒔いたマメを食べにきちゃうらしいので
その心配と多少保温しておいた方が安心かと思って
発芽初期はビニールを掛けておきます。

植え付け

5月15日植え付け。通常の植え付け時期よりも一週間ほど遅く植え付け。

毎度の事ながら、堆肥、元肥、石灰などと一緒に耕したりしてません。植え付ける当日に畝を作って植え付けしてます。

6月1日の様子。まだ雑草が生えていない。
ここまで来れば、雑草に背丈を超されて、
埋もれて光合成を邪魔されることはないだろう‥…

と、一安心。

生育時期

と、思ってましたが。
次に様子を見に来たのは1週間後。
やはり雑草パワーは凄い。この後、あっという間に背丈追い付いてきます。

でも、追いつかれてはいますが埋まってしまってはいません。
これは後から考えるとたまたまラッキーな状態になったような気がしています。
勝手な想像ですが、成長の具合と雑草の生え具合がちょうど良かったように思うようになります。

それは、6月末から7月初旬の真夏日35℃越え&全く雨が降らないという日が何日も続きました。
きっと、雑草が苗の周りを囲んでなければあっという間に枯れていただろう。そう思うんです。

たまたま良い具合に、日陰を作ってくれ、湿度を保ってくれたんだと思います。
普通ならば、雨が降って蒸れてしまう、害虫が発生してしまう原因になるところを逆に助けてくれたように考えてます。

とは言え、雑草に覆われたままという訳にはいかないので
ざっくりと刈り取りました
風が通るくらい
強すぎる直射日光から守ってくれるくらい
激しい乾燥から守ってくれるくらい

雑草と刈り取って、草マルチをする方法は目にしますが
今回は生えたまま苗を保護してくれる役割を担ってくれる事を期待してみます。

6月になると花が咲き
鞘が出来てきますが
そのころからカメムシの幼虫の被害が多くでるという事です。。。が
特に何の対処もせず・・・

まわりも雑草だらけ・・・

遠距離農家は、お世話する回数も少ないですが
他にも栽培しているので
枝豆だけに集中してお世話でできる訳でもなく・・・

そんな言い訳で
なんにも害中対策をしていませんでしたが
結果的には
まあまあ大丈夫でした

被害はありましたが
そこまで酷くはなかったので

本当は駄目なんでしょうけど
原状、やれるところはやった
良しと、しよう

もう一つ重要な
鞘が付きだしてからの、乾燥対策・・
これもなんにもしなかった。
出来ませんでした。

来年はきっともっと
畑に行けるはずなので
この辺は対応してあげたい

収穫

7月17日収穫

収穫はとても1人じゃ出来ません
仲間に頼って収穫をするのですが

もし仮に
その予定日が雨降ってしまったら、中止
みんなの都合がつけば、次の週
最悪、それが駄目なら1人で収穫・・・
そして、収穫後の処理が間に合わず腐らせる・・・
いままでのお世話が水の泡。

そんな博打のような収穫

でも、今回は丁度良く
良い収穫時期に仲間も来てくれて、晴れてくれました

欲を言えば
もう3〜4日遅くしたかったかも?
これはよくわかりません。

もう少し待てば
実がもう少し膨らんでくれたのか?
それとも逆に、収穫時期のタイミングを過ぎてしまうのか?

ま、どっちにしろ
遠距離なんでタイミングを微妙にずらす事はできないんで
その日に収穫するしかない

なので、
身のぷっくり具合は
まあまあ

っていう具合で収穫

それでも

良い採れ具合ではないでしょうか?

保存

これは、よく言われるように
鮮度が命

すぐ食べられないのならば、冷凍!と、言いますが

刈り取ったばかりの枝豆

相当な体積です。

僕の家にはそんな冷凍スペースはありません。

まずは必死こいて
葉の部分を取り払いました。

そうすると
時々お店でも見かける
枝付き枝豆の状態になります。

それでもまだまだ体積デカい!(そんな言葉あるのか?)

ここから
枝から鞘を外していく事にしますが
すぐに作業が出来なかったので
室内の邪魔にならないところに保管する事になりました

ここで失敗したな。
せめて
濡れた新聞紙でも被せておくんだったなあ・・・
もっと涼しい場所に置く事ができればなあ・・・

と、あとから思いましたが
時既に遅し
3日も経てば
カラッカラに乾燥
黄色く変色してしまいました

そのうち一部は
段ボールに入れて保管していました

こちらは乾燥の進みは遅かったようです

すぐに冷凍できない場合のお勧めとして
冷暗所に湿らせた紙と一緒に段ボールに入れて保管すれば
むき出しで保管するよりは良いかも?

カラカラに乾いた枝豆は茹でると少し歯ごたえがあるように思うし
やっぱり収穫したてのような甘みは少なくなってしまっているようです
風味も落ちているような気がします

やっぱり
早めに食べるなり、冷凍するのが一番だとは思います

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