レモングラスの蒸留

クラフトジンのボタニカルとして活用するハーブとして
前回、お茶を調べて
緑茶の蒸留”を書きましたが
これは、地元の特産物

今回は
自社農園で栽培できるもので、調べてみようと思います
栽培も簡単で
大量に採れるレモングラスです。

レモングラスといえば
その名の通り、レモンのような爽やかな香りがするハーブ
レモンの香りがするシトラールという成分が含まれています。

シトラールとは、ゲラニアールネラールを合わせて指す呼称。
ゲラニアールは強いレモン臭を持つ。ネラールのレモン臭はやや弱いが、甘みがある。それらの香りのため、清涼感を与える香料として香水や香味料、レモン油の強化剤などに用いられる。
ウィキペディア2022年11月8日 (火) 22:13更新より


レモングラスには大きく2つの種類があります。
一般的に利用されているレモングラスは西インド種でもう一つ東インド種があります。
東インド種はシトラールの他にゲラニオール(薔薇の香り)が多く含まれていて、精油量も多く香りが強いのが特徴です
薔薇の香りがするって言っても、やっぱりちゃんとレモンが主張してきます

それと北インド種。高収油量品種がこの品種から開発されているようですが、2種がメインでしょう。
ゲラニアールはレモンでゲラニオールは薔薇。一瞬、誤字、誤植かと思いましたが、別もんです。
日本固有の品種にオガルカヤというのもありますが、香りは弱いようです。でも、使えるチャンスがあれば栽培してみたいし使ってみたいですね。

初夏の東インド種のレモングラス。まだまだ株は小さめ。根元にはアントシアニンが含まれていて赤く色づいています

その爽やかな香りはお酒にもよく使われていますし、
アロマオイルやハーブティー、料理にも使われる人気の高いハーブです。

個人的には蒸留酒に使う時の詳しい技や注意事項の情報が欲しかったのですが
その人気の高さゆえ
ネット検索で調べていこうとすると
個人ブログなどレモングラス、蒸留してみました〜など、サラッと語られているものが乱立していて、欲しい情報まで辿り着くのが大変。


そこまで神経質に扱わなければならないものではないと仮定して
お酒作りに利用する際にはそこまで気にしないでいいとして

レモングラス使用を全面に出したクラフトジンをメインに
商品化されたものから方向性を探り出せれば良いかと考えます

レモングラスのジンと言えば
BOBBY’S GINが有名らしい
飲んだことはあって、おいしかったという記憶はあるのですが・・・
記憶は遥か彼方。

なので、他の方のテイスティング記事を引用させていただきます。
すみません。お借りいたします。

口に広がるシトラスとほのかな苦味とスパイス
レモングラスのシトラスの香りが前面に出ています。
女性でも好きな方が多いジンです。
口当たりはサラッと軽やかです。
最初に広がるのは特徴的なレモングラスの香り、温度が上がると追いかけてくるスパイスの香り、そして飲み込んだ後も鼻に抜けるレモングラスの香り。
カクテルのベースにも向いているジンです。
MixoloGin様のHPより
ジュニパー、レモングラス、シナモン、クローヴ、コリアンダー、ローズヒップ、フェンネル、キュベブペッパーで、それぞれを別々にライ麦100%のグレーンスピリッツと共にポットスティルで蒸留し、ブレンドしています。それぞれの原料を混ぜて一度に蒸留すると、それぞれのフレーバーがしっかり出ないそうです。多くの試作を繰り返す中で、このレモンのフレーバーを強くしたジンが一番良いとの結論に達し、発売されました
酒が好き人が好き 武蔵屋さんHPより

武蔵屋さんのHP。いつもながら、他のサイトでは書かれていない情報がちょいちょい入っている気がします。ありがたい
ここで書かれているのは
ボタニカルを全て別々で蒸留していること。
混ぜて蒸留するとそれぞれのフレーバーがしっかりと出ない。

こういう情報が欲しかった〜!これを機にまたボビーズ、飲んでみようと思いました。

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ボビーズ ジン 42度 700ml
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次に
Perfume Gin
焼酎の造り酒屋が製造するクラフトジン


以下、リカーマウンテンHPより

まず、個人的に興味をそそらず(この日本語、あってる??)にはいられない謳い文句

大山甚七商店の芋焼酎をベースに、日本最古のハーブ園「開聞山麗香料園」の芳樟をはじめとした11種類のボタニカルを使用。赤坂見附「bar Algernon Sinfonia」オーナーバーテンダー 小栗絵里加 氏が監修した、レモングラスの爽やかな香りが特徴のクラフトジン。

日本最古のハーブ園!
素敵すぎる響き

そんな日本最古のハーブ園のハーブを使ったクラフトジン!
たまらなく気になります

テイスティングコメント

レモングラスの爽やかな香りが特徴のクラフトジンです。
日本最古のハーブ園でとれた芳樟、ローズマリーなどをふんだんに使い、ジュニパーと柚子の香り、アクセントにややスパイスベースをブレンド。口に含むとはじめにハーブの香りが一気に鼻に抜け、ジュニパーと柚子がそれを追うように香ります。また、フィニッシュではベースとなる芋焼酎の甘みが口いっぱいに広がります。そのままはもちろん、水割りやジントニックなどでもおススメです。「飲むアロマ」ぜひお試しください。

リカーマウンテン

詳しいボタニカル情報まで辿り着けませんでしたが、クスノキ科の芳樟、ローズマリーを使っているので、ちょっとグリーンな印象?


ちょっと不思議なのは作り手「大山甚七商店」のHPにはこの商品は紹介されてないんですよね。
リカーマウンテンとの共同開発なんでしょうか。

同じく焼酎メーカーから
美鶴乃舞
MIZU ‘LEMONGRASS’ SHOCHU 米焼酎『武雄レモングラス』
こちらは、クラフトジンにはせずフレーバード米焼酎というジャンルになるのでしょうか?米焼酎として作られております。

美鶴乃舞 レモングラス』は、本格米焼酎(国産白米麹)の醪を蒸留する3日前に、佐賀県武雄市で栽培されたオーガニックレモングラスを投入。3日間醪と一緒に発酵させ、レモングラス ごと全て蒸留。レモングラスは醪の5%を占める。
佐賀県有田町の宗政酒造にて製造。

これまた気になる。
レモングラスをそのまま使うのではなく、発酵させてから蒸留させるという他では見なかった方法で製造しています。どんな味わいになるのか。。

焼酎メーカーさんの作るジン、フレーバード焼酎。どちらも焼酎の味わいとボタニカルの味わい、香りのバランスがとても気になるところです。
ロンドンドライジンだけが正解ではなく、これぞジャパニーズクラフトジンだ!と、世界に進出していくという気迫を勝手に感じて、飲む前から勝手に感動してます。

中津川蒸留所 クラフトジン レモングラス


レモングラスのビターズを作っておられる方もいらっしゃいます。

東京、板橋区にある東京クラフトリキュール

以下HPより

製造方法
蒸溜所だから出来る蒸留と浸漬のダブル製法
フレッシュな青実レモングラスを米アルコールに浸漬、香りを抽出し
小型の銅製ポットスティルにて湯浴式でゆっくりと蒸留して
レモングラススピリッツを作ります。
このスピリッツにレモングラスを更に加え浸漬熟成。
加水して度数を調節し、砂糖で甘味を軽くつけて調整。


ここでは蒸留する際と、その後浸漬させるダブル製法。

最後に
ジンではなく、ラムにレモングラスというのはあるのかと気になり調べてみました。

ブーガンビル レモングラス
ありました。
が、たぶんですが
ラムにはバニラとかナツメグとか甘い香りのするハーブの方がよく使われそうな気がします。

とはいえ
フレーバードラムの世界もとても気になるし、作ってみたい!

さて
今日はここまでにしておきます。


各メーカーさんのホームページなどからレモングラスの使い方にも違いがあって、こだわりが伝わり大変参考になりました。
この調子で他のハーブについても調べてみようかと思います。

結構疲れました
調べるままにダラダラと書いてしまいましたので
捉え所がない記事になってしまっていますが
それでも。。
少しでも参考になれば幸いです。

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