今回は、これからやろうと思う蒸留について
まずベースにするスピリッツはワインを蒸留したもの。この時点ではブランデーとされる液体を使います。ワインを蒸留しているので、当然原料はぶどう。ほんのりとワインの香り、ぶどうの香りがするので、このままブランデーとして販売することも可能ですが、もう少し分かりやすく美味しくしたい。
ジュニパーベリーやスパイスを漬け込み、ジンにするという案はあったのですが、税務署の前の担当が言うには、それはブランデーです。なので、ジンとは名乗れません。と、言われました。
そうなると、フルーティーに振り切ってフルーツブランデーにした方が良いかも。と、路線変更。
という感じで進めようと思っていたけど、最近になって担当が変わったら、
それは、スピリッツになるかもしれない。
って…
路線変更したのに、今度はブランデーと名乗れないかもしれない。
いったい、なんの話をしてるの???と、なっちゃうかもしれないですが、まあ、お酒を作るにあたり、酒税法とか税務署とかの手続きは色々大変だ!ってことです。
まあ、スピリッツに分類されようがブランデーにされようが、もう作るしかないとこまで来てますので作りますけどね。
そのブランデーにフルーツを漬け込んで、良い感じのスピリッツ?(ブランデー?)にしたい。
2種類のフルーツを準備してもらった。ひとつはパイナップル、もう一つはマンゴー。
どちらも香りが強いフルーツなので、きっと良い香りのスピリッツが取れるのではないかと期待しています。
マンゴーは種を取り除き、4カット。パイナップルは葉は取り除き、皮と実の部分を分けて浸漬。皮の部分から良い香りが出るけど、蒸留器に入れてしまうとなんか苦くなりそう。なので、皮は皮で浸漬させ、蒸留前に引き抜こうと思っています。
浸漬から2週間経った今。
思ったよりマンゴーが香りが出ない。もっとプンプン、モワッと強烈な香りがするものかと思ってました。
煮込んでなんか甘い香りが出てくれることを願いましょう。
パイナップルは皮からは浸漬後すぐに香りが出てくれます。実の部分は2週間経ってやっとフワっと香る程度。
どちらも、思ったよりお酒に香りが移るのに時間がかかるのか?
よく果実酒をつくるように、砂糖を入れているわけではないので、抽出に時間はかかるとは思います。
3週間くらい経ったところで、パイナップルの皮だけ引き抜き、あとは果実ごと蒸留釜に入れて蒸留しようと思います。
ここからは、また後で。
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