もものすけの袋栽培 失敗

失敗談
Photo by Ravi Roshan on Unsplash

とても簡単そうに思えた
もものすけ(かぶ)の袋栽培

袋を横たえ
穴を開けて、種を蒔いていけばもう
あとはしっかりと大きくなった蕪が2ヶ月後には食べられちゃう・・・・

これなら
絶対に成功するだろうと
うきうきしながらタネを蒔きました

収穫が始まるはずの11月
現実を突きつけられる事に・・・

まず
もものすけってなに?から

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もものすけ

ナント種苗 HP カタログより

もものすけはナント種苗が開発した赤かぶの一種で、手で簡単に表面の皮が剥け、生のままサラダなどで美味しく食べられるのが特徴となっています。(旬の食材百科より
赤い外皮に切込みを入れると手で皮が剥ける。肉質が柔らかく、ジューシーで甘いので、サラダ生食で非常に美味しい。漬物・煮物にも使える。(ナント種苗HPより)

サクッとパキッと梨のような食感とほのかな甘みがありました。
そのまま食べて美味しいですし、サラダにも色が映えるでしょう。

育て方

9月に播種が最適
・播種後55日くらいで直径8cm~12cmの大きさに。
・葉は約60cm程度
・葉の裏に出る白さび病には強い。
・生育初期の害虫・乾燥には特に注意をする
・播種後、覆土をしたらしっかり固めに圧着
・株間15cm、2粒蒔き
・発芽温度15~20℃。発芽までの期間2〜5日
・生育温度15~20℃
・比較的冷涼な気候を好む。
・高温条件下では根部の肥大が落ちる
・収穫11月〜12月

12Lとか14Lの培養土を購入してきて
穴を10個程度あけて、種を蒔いていきました

すぐに発芽してきて
まずまずの出だしでウキウキの9月

失敗

なにが悪かったのか
あとから考えてみて
僕なりに原因をいくつかあげてみます

①播種の時期
②水分過多
③防虫対策の甘さ
④培養土の質??

播種の時期

①播種の時期
種を蒔く時期に関しては
種の数も多かったので、敢えて早めから遅めまで
分けて蒔いて、生育の差を試してみよう

そう思って
最初の播種は8月の下旬
最後は10月中旬です

そうすれば
全部成功すれば
長い期間もものすけを食べる事ができるじゃないですか!
ね〜、良い考えだと思ったんですよね

早めの播種


③の防虫に関わってしまいますが
シンクイムシ(アワノメイガ、ハイマダラノメイガ)の被害が尋常じゃなかったです
ほぼ全滅です
すこし、形あるものは残していますが
成長点を食べられてしまっているため
葉が全然成長しないので、可食部の肥大もかなり遅いです

遅めの播種


発芽まではしたのですが
かなり生育が遅いです

そのため、これから気温が低くなってしまうと
可食部の肥大はあまり見込めそうにもありません

ベストな播種


ベストなタイミングは
僕の想像している以上に短かったです

9袋に種を蒔いて
立派に葉を茂らせ
これから、可食部が肥大していってくれるのかな?
と、思えるのは
たったの1袋!!!

この時期に全量蒔けば良かったよ・・・
トホホ

1ヶ月間に渡ってずっと採れたての蕪を食べようと思ってたのに・・・

早く蒔けば
まだ気温が高く害虫の活動が活発で
遅く蒔けば
気温の低下により生育が遅れ、肥大が見込めない

種まきの時期についての注意点はタキイさんで
蒔いたあと
失敗したな〜と気が付いてから
後々勉強させていただきました。

秋まき野菜は適期を必ず守ろう野菜の播種時期 | 種・苗・球根・ガーデニング用品・農業資材の通販サイト【タキイネット通販】
秋にタネをまくと温度の高いうちに発芽し、生長してから寒さに向かうので比較的育てやすいといえます。ただし早まきするとまだ高温、遅まきすると低温という環境により、どちらも発芽率が下がります。また、発芽後の生育も環境の影響を受け、大きく育って寒害...

水分過多

今年は9月の間にけっこう雨が降ったように思います
(すみません。個人的な体感からの感想です)

袋の側面に
数カ所の穴を開けてはみましが
不十分だったようです。

乾燥に注意とは書かれていましたが
おそらく僕の失敗は
水分過多で腐ってしまった
のではないかと思っています

それとは逆に
乾燥させてしまったかもしれないという要因も心当たりがあります
種を蒔いたあとに覆土をして上から土を押して
圧着させますが
不十分だったのかもしれません。

圧着が不十分で、土がふわふわしてて、種と土のしっかり接してなく
水はけが良すぎる。通り過ぎちゃう
水分が種に行き届かなかった

④の土の質に関わりますが
もしかしたら、土の水はけも関係はあったのかな?
分かりませんが、何種類も使ってみて
お気に入りを見つけて繰り返し使ってみることで
相性も分かってくる気がします

防虫対策の甘さ

正攻法

正直
シンクイムシ(ハイマダラノメイガ)が、こんなにも害を及ぼすなんて
思ってもみなかったんです。

けっこうな被害が出てから
それがシンクイムシであるという事を知り
見つけ出せるようになり
殺処分もできるようになりましたが・・・
もう時遅しでした・・・

ハイマダラノメイガを防除する方法(AGRI PICKより)

防虫ネットをする
早めに農薬を使う

のが、
対策としては良いようですが。。。

自然農に憧れると・・・

ビニール製品をできるだけ使いたくないとか
農薬使いたくないとか
虫にも命があって、なにも理由なく其所にいる訳ではない
みたいな考えが
ぼや〜〜〜と
あって

放っておいた時間が長過ぎました

自然農に憧れているだけで
実力がないと
ただただ、虫に喰われるのを見守るだけになってしまいます

まあ、市販の培養土に種蒔いてる時点で
自然農でもなんでもないんですけどね!!

ひとつだけ
実践をしたのは
食害後
気温が低くなりそうなギリギリのラインを狙って
虫も活動が鈍くなるし、野菜の生育も間に合う
そんな時期を狙って種まきをしました。

これも
何回かに分けて蒔いたので
遅めのものは
全然成長してくれていません

培養土の質

これは今回の失敗に関係ある訳ではなく

自分のお気に入りの培養土を繰り返し使って
ある程度自分の中の経験と実績を積んでおく

そうする事によって
問題が起きた際に
なにが問題だったのかが分かるようになるんじゃないかと思います

変化要素が多すぎると
なにが問題だったのか
見つける事が容易ではありません。

せめて
土だけでもいつものヤツ。
に、しておくのが良いと思いました

今回は
いっぱい使うので
はじめて見た激安商品に手を出してしまったので

いつもの土だったら
もしかしたら・・・

なんて気持ちも
拭い去れません

ケチっちゃ駄目なのかな

まとめ

播種のベストなタイミングは思ったより短いぞ!
種まき時の土の状態に、もっと気を使おう!
排水には気をつけよう
防虫対策はしっかりしましょう
憧れだけで、自然農っぽい事をすると痛い目にあいますよ!
お気に入りの土を見つけておくと、問題が起こった時に対応ができる・・・かも


そもそもちゃんと勉強しとけ!ってことですよね
それにつきる!

以上

基本中の基本なのでしょうが
僕が今回の失敗から学んだ
しょうもない経験談でした

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