災難続きのジャガイモ栽培　2023春

最初にバラしておくと
災難でもなんでもなく、自分の作業が後手後手に回った結果
失敗するべくして失敗した
そんな2023年のジャガイモ栽培でした。

ジャガイモさんの気持ちになってみると
災難続きだったな
天災ではなく、人災（自分のせい）

毎度のことにはなるが
僕の失敗談から、少しでも自分はこれはやらないでおこう！っていう
記事になれば幸いです。

そんな
2023年のじゃがいも栽培を振り返っていこうと思います

種芋植え付け

植え付けが遅いと

植え付けの時期を過ぎていると
何がマズいかって

じゃがいもの生育に適した気温である15〜25度の時期をあっという間に過ぎて
植え付けて間もない状態で、30度超えの時期に突入してしまう。

葉が大きく成長する前に
雑草の方が大きく育ってしまう。
日々お世話をできる環境ならば良いのですが、、そうもいかず
雑草に埋もれて日に当たらず、成長できなくなる可能性があります。

植え付けて1ヶ月でやっと目が地上に出てきて
５cmくらい茎が伸びてきたな〜
って頃にはも6月に突入。
そうなると最高気温が30度を超えてくる日も出てきます。

塊茎の発生に適した時期に差し掛かった時点で、生育最適気温を超えてしまうんです。

また、
うまく芋ができたとして
8月後半に収穫となると、真夏の猛暑でせっかくできたじゃがいもが腐ってしまいます。

5月〜6月　思ったより順調？

まだ気温が高くないこの時期に
どんだけ成長してくれるかで、今後の期待感が膨らむのですが・・

まあまあの育ちっぷり。
予想の範囲内

この後の猛暑の時期に突入するには
ギリギリの大きさなんじゃないかな

まあそもそも
この時期には収穫してる頃なんで
完全に出遅れてる感は否めません

7月〜8月　成長が止まっているような？

じゃがいもにも人間にも過酷な真夏に突入。

こうなると
葉も茎も成長が止まっているように見えます。

きっと地下部分でも成長は遅いんだろうなと
想像ができます。

そろそろ収穫か！？
と、思いますが

もはや奇跡を信じるような気持ちです

収穫時期をとっくに過ぎて

せめて植え付けから3ヶ月程度で収穫ができれば良かったのですが。。

ちょうどその頃に忙しくなってしまい

収穫したのが
8月後半

この時のじゃがいも地上部の様子は
どこの誰もが見たことのないような惨状でした。

もともと植え付けが遅くあまり収穫が期待できない状況から
さらに状況を悪化させてからの収穫

猛暑をフルに体感してからの収穫

こんな感じです

まずじゃがいもの地上部は枯れ果てて
僅かに残った痕跡を頼りに植え付けた場所を探し当てます
さらにその周りは立派に育った雑草が覆い尽くしています

雑草をかき分け、地面をじっと眺め、痕跡を探し当て
掘り起こす。

これがじゃがいもの収穫風景か？
誰もそうは思わないでしょう

それでも収穫

掘り起こしてみると

良くて
１株に3個。そのうち1個が大きい。
奇跡を目の当たりにしたような、そんな感動があります。

さて
あとは予想通り
全く収穫できないか
あとは、腐ってしまっていました。

アンデスレッドとニシユタカを植え付けたのですが
腐ってしまったのはニシユタカでした。
数はアンデスレッドよりも多くついていましたが、腐って収穫できる状態ではありませんでした。

この時期に植え付けるようなことがある場合
アンデスレッドの方が
暑さに強いようです。

最後に

僅かな望みを胸に
4月下旬にじゃがいもの植え付けをしました。

ネットを必死に探せば
4月に植え付けたといった情報もなくもないですが

結果
やらない方が良いですね。