まだ畑を借りていない頃。
ミントならば、ベランダ、屋上で育てられるし、使い道もあるし、使ってくれるところもあるかもしれない。そう思って育て始めました。
そして、どうせならいろんな種類のミントがあれば楽しいな。と、5、6種類のミントの苗を買って育てました。
それから月日が流れ、いつの間にか、品種名が書いてあった札も無くなり、買ったときにはしっかりと覚えていたはずの品種名も忘れてしまい・・・・。
見た目違うのは分かるけど、どれがなんという名前のミントなのか??分からなくなってしまいました。
それでも、ベランダで育てていたミントを大きな畑で育てたくて。畑を始めた頃に移植しました。
ミントを植える時の注意。それは繁殖力がハンパないという事。
笹、竹を植えて、管理を怠ると後々、其処此処にニョキニョキと芽を出してきて、大変な思いをする。と、いうのは、想像がつくとおもうのですが、ミントもその類いです。いつの日か駆除しないといけないくらいに覆い繁って、他の植物の成長を阻害するかもしれない。
知ってはいました。でも、始めたばかりのときはその繁殖力に期待しました。
下手したらなんにも生えずに終ってしまうかもしれなかった時期に、せめてミントだけでも青々と繁ってくれるのならば、リスクを承知で植えたい。そう思いました。実際、すぐに大きく葉を茂らせてくれたその姿は、上手くいかずに挫けそうになった心を癒してくれました。
いまでも、僕には唯一といっていいほど、確かな成長を見せてくれ、収穫もできる貴重な存在。畑のスター的な存在です。まだ、温かい目で眺めていられます。
いつの日か敵になってしまうかもしれない、愛しい存在。。。。
もう一つの注意。それは、近い場所に違った品種を植え付けると、異種交配しちゃうという事。
こちらは、気がついたときには既に遅し!
ミントの繁殖力に気を取られ、広範囲に植え付ける事を恐れ、すべてのミントを密集させて定植しました。
そして、後々交雑の事を知るのです。
これはもう手遅れです。
が、これ以上交雑しないように
これからは、花を見つけたら即カァ〜〜ッット!!
これでいきたいと思います。
地下茎で増えていく分には、問題ないですよね??
ただ、こうなっては
品種名を冠したハーブ、またはハーブティーの販売はできなくなってしまいました。
懲りずに、僕は今年
スペアミント。ペパーミントの2種類の苗を現在、育苗中です。
地下茎で増えないように、範囲を決めて土の中にバリケードを作り。異種交配しないように、花を見つけたら即カット方式で販売に向けてミントの栽培をしていこうと思います。


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