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あの時。畑が使えるってなった時。どんなだったかな〜。
何にもわかっていなかったのは確か。どんだけわかってなかったかを、改めて思い返してみましょう
まず、秋蒔きの野菜、ハーブについて調べたと思う。
じゃがいもと、ネギを植えた。何もわかってないのにコンパニオンプランツが良さそうだから、やってみたくて。簡単にできそうで、成功しそうな組み合わせにした気がする。

コンパニオンプランツってなんですか?

2種類以上の植物を近くで栽培する事で
作物に良い影響が起こる植え方、組み合わせの事だよ

じゃあ、今回植えた
じゃがいもと葱も一緒に植える事で、良い事があるんですね?

うん。そうなんだ。
葱の出す成分が、害虫や病原菌を遠ざけてくれるんだ

農薬を使わなくていいから安心ですね
さすが!素人のくせにそういうトコだけ勉強してるんですね

他に、
マリーゴールドも相性のいいコンパニオンプランツなので
今回近くに植えたんだ!
でも、ちょっと勘違いもしてたんだけど・・・

まぁ、あなたの人生、そのものが勘違いみたいなもんですからね・・
コンパニオンプランツ。やってみたけど・・
それ以前に、そもそもの栽培技術がないため葱が全然育ちませんでした。害虫を遠ざけてくれる成分がどうのこうの・・関係ないですね。
マリーゴールドは良く育ちました。でも本当は、カレンデュラが育てたかったんです。
ハーブとして使われるカレンデュラはポットマリードールドという別名があるのに、観賞用に売られているマリードールドとは別モンなんです。ハーブを育てたかったのに、観賞用のマリーゴールドを育ててしまったんです。
じゃがいもは種芋を手に入れる術を知らず、やっちゃ駄目だけどスーパーで買ったじゃがいもを植える。しかも、秋蒔き用の、品種なんてわからず、とうや、キタアカリ、男爵を特になんの意味もないけど、有機栽培のじゃがいもを選んで買って植え付け・・・。そこじゃないんだよね〜〜君・・・。

なんで、スーパーで買ったじゃがいもは
種芋として使っちゃ駄目なんですか?

人体には影響のないけど、じゃがいもの生育には良くない
ウィルスや病気を、畑に持ち込んでしまう可能性があるんだ。
酷いと、畑全体が侵されて大変な事になるんだよ

けっこうヤベ〜やつじゃん。
それに
秋蒔き専用の品種というのがあるんですね。

種芋として売られているものは
検査を通ったものなので、病害虫に侵されるリスクが少ないんだ

・・・・。
いや、その話、もうしてないし!!
秋植えの品種の話してよ。

秋植えに適しているのは
休眠期間が短いデジマ、アンデスレッド、ニシユタカ等があるよ
休眠が長い男爵などは秋植えには向かないんだ

今回植えたやつ。
全部だめじゃん!

キタアカリの休眠は短めで
秋でも栽培できるらしいんだけど。
芽が出た種芋を使わないと無理っぽい

と、いう事は
結局だめだったんでしょ・・。
スーパーのじゃがいもを植えるし、秋蒔き用品種は使わないし。で・・。結局、じゃがいもも満足に育たず。コンパニオンプランツを意識した作付けは少しも結果を出さずに終わりました。でも、その頃はなにが原因かなんてまるっきりわかってませんでした。
植えたから実る。そう思ってました。
ハーブも栽培チャレンジしました。
デイル、レモンバーム、コリアンダー、ボリジ。(直播きして育つ品種を選んだような気がします。)
ハーブ達は強かったです。なかでもデイルは、かなり逞しい!ずいぶん大きくなった!でもデイルって・・・そんなにいっぱい要らない??ほったらかしにしてたら、種までつけて、それを採種して、そしてまたほったらかし。いまでも・・・・。
六条大麦もバラまきしてみました。
これも、麦をバラまいたら、意外と育った。というような記事か動画を見て。お!これ、なんか自然ぽくて良いじゃん!手をかけすぎちゃうのは、良くないよね。
って・・やってみました。でもこれ、結果的には一応収穫できました。蒔いた種の量からしたら、1割にも満たない収量だと思うけど。
育った後に、どう活用するかも決めてなかった。ただ、ホントに野菜、ハーブって育つの?育てるって、どういうこと?
そんな状態。それが、スタート。だから、種蒔いて、育った!
それだけで、この秋のスタート地点としては成功!って・・。思って良いですか?
最後にじゃがいも栽培の(当たり前すぎる)教訓
①植え付け時期を守りましょう ②時期にあった品種を選びましょう ③種芋として売られているものを使いましょう ④芽かき、土寄せをしましょう ⑤土作りをちゃんとしましょう
これくらいは、最低限やりましょう。僕は、ひとつもやりませんでしたー。そして、見事に失敗しましたー。
続く

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