ここでいうハーブティーの原価とは、
ドライハーブを仕入れ、自分でブレンドして物販として販売する。
そういった場合について、書いています。
カフェ等でハーブティーを仕入れて、提供するようなケースではありません。
カフェでの原価率について書かれた記事は見かけますが、自分でブレンドしたハーブティーの原価について書いてある記事がない!?かな?
ならば書こうじゃないか!原価率について。
当たり前過ぎて、誰も書いてないのかしら。。。
原価率自体については、飲食店の経営ノウハウ的な記事が多く存在するので、そちらにお任せして
実際に僕が今仕入れている現状だと、
こんな感じですよ〜。
と、いう記事にしたいと思います。
参考になれば幸いです。
とは言え、これだけは押さえておきましょう。
原価率の出し方。
原価÷販売価格=原価率
です。
それでは、
ハーブティーの原価率について書いていきます。
ハーブティーの原価率(物販)
まず、原価を構成するもの
①ドライハーブ
②ティーパック
③パッケージ
④場合によっては発送時の送料
いたってシンプル
原価を出す際に
まずやるのが、単価計算
購入金額だけでは、どれも1パックの容量が違うので原価率の計算がしにくい。
単価=仕入れ金額÷容量
ここで単価計算をした上での
仕入れの比較を
レモンバームとエキナセアを例にして取り上げました。
レモンバームをA社から購入した場合
100gパックと500gパックが売られています。
100gパックは1,772円
gあたりの単価は
1,772÷100で
18円と、なります。
ここで見比べると
当然といえば当然ですが
①大容量パックの方が安い
②卸売り価格の方が安い
③個人輸入が安い
A社は卸売り専門のサイト
B社、C社は卸売り価格を設定していない販売サイト
D社は、通常の販売サイトから、業者用に登録できるようになっています。
試作段階は店頭や個人向け販売サイトの少量パックを利用しますが
実際にブレンドが決定して、販売を開始する時は
卸売り専門の業者さんから買えるように、登録をしておきましょう

ハーブティーの仕入れ先が決まったところで
次はティーパックとか、パッケージの仕入れです。
これも当然ながら、大量に仕入れれば1つあたりの単価は安くなります。
どんなパッケージにするかでかなり違ってきてしまうので深掘りはしません
なので、こんな感じのパッケージで

こんな感じのティーパックで。

どちらもパッケージ通販さんから購入できます。
それでは原価率をだしてみましょう。
1パックが2g。レモンバームとエキナセアを1gずつブレンド。4パック入りのブレンドティーです。
シールというのは、商品の名前とかロゴをパッケージに付けるのに自分で印刷したもの。食品表示のシールも含めてだいたい8円。
販売価格は550円。
なかなか強気な値段?
卸値も設定します。
優しいので、七掛けで卸します。
一応、少量パックで一般のお客様と同じように購入した場合、一般小売り価格の原価率もやってみました。
実際に売る場合のケースとして、まずは、100gパックで仕入れる感じで・・・。

一般小売り価格で仕入れた場合。ギリギリ原価を割らない・・・・。もちろん、他のコストを考えたら大赤字です。趣味で、手間賃、家賃考えないでいいなら可能?
卸値は完全に原価割れです。
では、本題
100gパックで仕入れた場合
自分で売った場合は、原価率47.2%かあ、1パック売ると240円が粗利。とても、送料無料では販売できないな・・・。場所借りて、製造するとなると家賃、水道光熱費。払えるようになるには、4000パックくらい売れば家賃5万くらいのところが借りられるかな・・・・。そんなに売れるくらいなら、もっと原価安く仕入れられますけどね。
何か既に販売していて、ハーブティーも。。というのであれば、大丈夫なのかな・・?
でも、自分でブレンドしてそれを主軸にお店をスタート、運営。となると、まだまだ、趣味の範囲を抜け出せない感が否めません。
それでは、最安値
個人輸入。。といっても、一から自分で輸入する訳ではなく
既に存在するサイトから購入するだけなので、ハードルはとても低いです。
はいそうです
iHerbです。
約500g仕入れなので、ある程度販路が確定できている状態ではないと難しいですが
この仕入額がいけるならば、やっと光が射してきた気がします。
個人輸入しなくても、500g仕入れができるような体制になれば、かなり安く仕入れられます。
やる気が出てきますね!

この仕入れ価格で
自分でハーブティー屋さんやれたら、楽しそうに思えます。
100g仕入れで、コツコツ地道に頑張って販路を広げていって
大容量パックを仕入れられるようになるのを夢見て頑張っていこう!
そんな感じです。
もう一点。
自分でハーブを栽培。収穫。乾燥させた場合。。。。
コスト計算が難しすぎて、保留です。
現状でいえるのは、栽培コストはいまんとこ考えていないので、ブレンドティーを作る段階で
わーい、これ無料だ〜〜〜!採ってきたヤツだからタダだ〜〜〜!
なんて、無邪気に喜んできます・・・。(本当は、どんだけコストかかってんだか・・・・)

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