11月中に、ハーブティーとクラフトコーラの試飲販売会をやる事にしました。
これに向けて
クラフトコーラをもっと楽しめるように、提供の仕方やレシピ等をもう一度考えていきたいと思います

国産クラフトコーラ25社の原材料から傾向を考える
まず
国産クラフトコーラ25社の原材料を書き出してみる事にしました。
どんな原材料で作っているのか、どんな材料で個性を出しているのか
分かるんじゃないかと思って。
HP等で公開、表記されている原材料から拾ってきているので
配合はわからない。
その他香辛料とか書かれると
そこになにが含まれているのかは分からないのでお手上げですが
分かる範囲で考えてみたいと思います
参考にさせていただいたクラフトコーラのみなさんはこちらです。
UMAMI COLA、十勝夕暮れコーラ、大久保農園okbクラフトコーラシロップ、Sawachina、熊本クラフトコーラ、越後クラフトコーラ、屋久島1000年コーラ、富士山麓クラフトコーラ La Yuzu、TETOTARO COLA、TOKYO クラフトコーラ、こだま食品 自家製クラフトコーラの素、宮崎クラフトコーラ、カカオ生、NOLA COLA、イセカルダモン、キハダコーラ、モス、11種のスパイス・コーラ、大和コーラ、ブラウニー母さん100年コーラの素、カルディドライクラフトコーラ、eatYOGA、ポッカSPICEFACTORY、成城石井クラフトコーラ
スパイス
みなさん
スパイスでは
変化球は投げてきません
ベースはしっかり固めて
他の原料で特色を出そうって考えですね
クラフトビールでは大人気の和素材、山椒も3件でした。
カルダモン | シナモン | クローブ | コーラナッツ | ナツメグ | バニラビーンズ | オールスパイス |
22 | 22 | 21 | 15 | 9 | 8 | 7 |
カルダモン、シナモン、クローブは、ほぼ入っています。
この3つのスパイスが肝心なんでしょうか
次いで、コーラナッツも使われます。
やっぱりコーラナッツを知らずにクラフトコーラ作りをしていくのはまずいと!?思い
販売しているところを探すと
お気に入りのS&Bさんでは取り扱いがなく
スパイスの通販を調べると常にトップ?のアメ横大津屋さん一択のような・・・
大津屋さんでカルダモンとカッシアバークと一緒に購入してみようと思います。
コカコーラに使われているというナツメグを使ったところは意外と少ないです。
コカコーラのレシピ??
ここで、一旦
コーラの王様コカコーラはいったい何が入っているのか?
押えておこうと思います。
コカコーラのレシピは世界でたった二人だけしか知らないという噂があります。
レシピは銀行に預けられているとか、いまでは博物館に保管されているなど
言われているようです。
信憑性はよくわからないので、リンクを貼るのは避けますが
色んな人が記事を書いていますが
出どころは同じようです。
コカコーラの原料は
カフェイン、水、コカ抽出物、クエン酸、ライムジュース、バニラ、カラメルで作られたシロップ
それに加えられる7X。そう呼ばれる全体の1%程度含まれる成分が秘密にされているらしい。ここだけは絶対に教えません!っていう事ですが
だいたいこうじゃないんすか?
と推測されているのが
オレンジ、レモン、ナツメグ、コリアンダー、ネロリ、シナモンからアルコールで抽出した香油です。
都市伝説的なうわさ話が絡んでくるので面倒ですが
コカコーラの原料は
コカ抽出物、クエン酸、ライムジュース、バニラ、砂糖、オレンジ、レモン、ナツメグ、コリアンダー、ネロリ、シナモン
ってことです。

コカコーラのレシピを頭の片隅に置きつつ
これに寄り添うのか、全く違った路線で行くのか・・・
考えてみるのもいいかと思います
ちなみにネロリとは、橙の花の精油です。
ネロリとは、ミカン科ミカン属の常緑樹であるビターオレンジの花から抽出される精油を指します。
ビターオレンジの学名はCitrus aurantium(キトルス アウランティウム)、和名は橙(だいだい)です。原材料のビターオレンジの花を水蒸気蒸留して抽出した精油だけを「ネロリ」と呼びます。
は「オレンジフラワーアブソリュート」と呼んで区別しています。
柑橘類
コカコーラでも、レモン、ライム、オレンジ、ネロリ。と、思った以上に柑橘類を使っていました。
国産クラフトコーラでもレモンは多く使われています。入れ方としてはレモンピューレであったり果汁であったり、ピールを入れたりと味や香りの出し方に工夫がされているようです。
銘柄のチョイスにもよると思いますが
愛媛等瀬戸内海周辺ではみかん。品種が多くありますし、沖縄ならシークヮーサー。神奈川で湘南ゴールドと・・・
その土地ならではの柑橘を使う事で、特色を出しやすいアイテムと思います。

国産の原料、地元の原料を使うというのは
大きな売りになっているようです
柑橘ではないですが
カムカムとか使っているところもあります
柑橘以外のフルーツを使ったクラフトコーラは25銘柄の中ではこの一つだけ?
意外に少ない!!??
たまたまチョイスしたコーラがそうだっただけでしょうか??
ハーブ
コリアンダー使用が7銘柄、アニスが3銘柄
コカコーラでも使われているこの2つがハーブの中では複数の銘柄で使用されています
今回の25銘柄では以下のハーブが使われていました
カカオ、ハイビスカス、エルダーフラワー、トゥルシー、アニスシード、コリアンダー、シナモンリーフ、フェンネル、サフラン、月桃、クコの実、ローズバッド、ユーカリプタス、ローズマリー、クミン、カツアバ
味を試していないので、分かりませんが
隠し味程度?なのかな〜
明確に味に関わってくるポジションなのかな?
すんません。わかりません。
こんなハーブがコーラに使われているんだ〜〜
という程度で・・
ハーブ使用を全面に押し出しているのはUMAMI COLAさんですね。
もともと薬であったコーラの原点に立ち返るような、健康志向、予防医学を打ち出した作りになっています。

その他
ハーブやスパイスとして扱われるものでもありますが
ちょっとわけて
紹介
原材料としては王道!
生姜
他
唐辛子、神楽南蛮、ブラックペッパー、ピンクペッパー、うこん、紫うこん、キハダの実、レタス、ルッコラ、狭山茶、ガーリック、醸造酢、穀物酢、薫製酢
白玉粉?これはなに用なんでしょうか??
唐辛子やペッパー類はアクセントとして
一回使ってみたいアイテム
他のものも、他にはない味わいが出そうで楽しいですね。
クラフトならでは。その地域ならではの味になりそうです。
僕が個人的に面白いな
と、思ったのが
成城石井のクラフトコーラに使われている
薫製酢
スパイス、フルーツの個性の繋ぎ役として薫製酢を使用。としています。
なるほどな〜〜〜!
流石っす
砂糖
これは
また深掘りしないといけないテーマになりそうです。
原材料に砂糖と書いてあるのは
上白糖?グラニュー糖?
そもそも砂糖ってなんだ?
そんな疑問から、使い方とか、味の違いとか・・・・
クラフトコーラのメーカーが記している名前をそのまま書き留めると以下のようになります。
サトウキビ砂糖、てんさい糖、きび砂糖、砂糖、モセラスシュガー、粗糖、三温糖、黒糖、和三盆、黒蜜、米飴、水あめ
サトウキビ砂糖は、いわゆる砂糖?
いわゆる砂糖って、上白糖・・??
てんさい糖、オリゴ糖が含まれている。あっさりとした甘み
きび砂糖、ミネラル入ってる
モセラスシュガー、商品名?上白糖ときび糖の間くらい??
粗糖、サトウキビの絞り汁を煮詰めて固形化したもの。ここから、黒糖になったり精製糖になる。
三温糖、上白糖をさらに加熱しカラメルのように色づいたもの。茶色っぽいがミネラルがあるわけではない。
黒糖、精製しないで煮詰めるのでミネラル入ってる
和三盆、精製と含蜜の間の特殊な製法
だいたいこんな感じ
で?
実際のところ、味にどう影響していくのでしょうか
ふか〜〜イお話になりそうです。
こちらがとても参考になりそうです。↓
しっかり読んで、別記事にしようか・・・
参考)お口の恋人 LOTTE Medi Palette
まとめ
僕がいろいろ見て
感じた事は以上です
①スパイスはクローブ、カルダモン、シナモンを入れるべし ②アレンジはナツメグ、オールスパイスくらいに留めておく ③柑橘系を上手く使う。レモン、ライムなどの基本なものから地元の柑橘を使ってみては? ④ハーブはコリアンダー、アニス。使う事で個性が出せるかも!? ⑤その他、面白素材と活かせ!
素材を選ぶことは、同時に作り手のこだわりと思い、ストロングポイント、売りを凝縮させること
だと思いました
ただ単純に、素材を選ぶだけではなく
作り手の思いを詰め込んでいるのだと
そう感じたわけです
さ!
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