蒸留所見学①手記

ジン畑を作ろうとして、早3年。
野菜にも挑戦して失敗したり、途中まで育てたものが耕耘機でまっさらにされたり
回り道しましたが


ハーブをメインにしても大丈夫そうな雰囲気

そんな雰囲気がでてきて
少しずつ動きが出てきそうな気配です。

何事も地道に続けると
道は開けてくるのですかね??
栽培自体は失敗ばっかりだったけど、畑をやり続けてきたという事実が僕にとっては重要でした。

畑をやる際
自分の食べるものを育ててみたい
農作業が面白そうだ
田舎ライフしたい
といった、
都市部生活者が農業ライフに憧れそうなモノには
あんまり興味がありませんでした

農地から出来る作物で作れるものに興味がありました。

商品が先にあって、それを作るためには
農地が必要

そんな感覚でした

そして
僕の場合
その商品は
ジンでした

ジンが作ってみたいから
ハーブを育てる事が必要
でした

そんなこんなでハーブを育てる事3年
今年は良い感じでハーブ畑が形になってくれるのではないかと期待しています

そうなると
一応、次にやるのは蒸留所を作るための準備
お金は全くないのは、相も変わらずですが
これもまた夢をもって続けていれば、きっとなにか繋がっていくでしょうスタイルでやっていく訳です

まだ実にもならない、種の段階のお話はさすがに出来ないですが
今回は
蒸留所に行ってきたよって話。
ただそれだけです

知り合いのツテ経由で見せてもらえそうな蒸留所を見学しに行くことにしました。
もしかしたら今後、いろんなお酒造りの現場を見学しに行くことがあるかもしれないので
一応、題名は蒸留所見学の第一回目としました。

この計画が継続され
このブログのテーマも続いていいくことを願います

今回
見学させていただいたのは
沼津蒸留所
NUMAZU DISTILLERY

ほんと感謝です!!

知り合いのツテがあるとはいえ
全く面識のない僕ら(3人)に、蒸留所内の案内や設備や作り方の説明等とても丁寧にお話をしてくれました。

地元沼津にこだわった作りで
ベースになるスピリッツは沼津駅前で醸造されているクラフトビール(Repubrew)から作り出しています。
ビールからベーススピリッツを作る事で麦芽の香りがバックグラウンドでしっかりとした骨組みとしてボディを支えていますが、決して出過ぎず嫌みがないのが特徴。
一手間かけて、沼津蒸留所ならではの味わいを作り上げています。
ボタニカルも近隣の農家さん等から取り寄せたものがほとんど
レモングラス、西浦みかん、ヘダタチバナ、ばら・・・など
自然豊かな静岡東部で採れた柑橘、ハーブを使えるって、なんて贅沢!
うらやましいっっ
爽やかな香りが楽しめる仕上がりにしています

蒸留所に併設されたTHE CHAMBERで、ジンを楽しむ事が出来ます
このロケーションがまた
最高です!
目の前に流れる狩野川を眺めながら飲めるテラス席
天気が良かったので、本当に気持ちがよかった

液種は4種
ラベルはすべて仙人が描かれています。
西浦の仙人ミカンという昔話から由来しているようです。
読んでみると、これはなかなか面白い愉快なお話でした。
個人的にはHEAVENLY ROSEが好みでした

飲み方は
ソーダ割り、Fever-Treeトニック割り、和紅茶割り、
それに沼津のカクテルシースカウトがありました

それぞれの味わいが楽しみたくて
全部ソーダ割りでいただいた後
トニック割りで一杯

その後歩いて
沼津クラフトの工場併設のタップルームまで
一杯飲みに。

地元の人が集まる
とっても温かい場所でした
こちらはちっちゃい川沿い
これもまた風情があって素敵

ベアードビール好きには有名な”大工さん”のカウンター、椅子で味わうクラフトビールが心を溶かします

沼津クラフトから沼津駅は、ちょっと遠いけど
まあ酔い冷ましをしながら、沼津の町並みを眺めつつ歩いていくのも乙なもんです

な〜んにも気にせず
なんとなく大体の感覚で駅に向かっていたら
一本、道が逸れていたようで・・

少し遠回りの道すがら・・・

そこには
沼津のクラフトビールの大御所
ベアードビールが露店を出店してました。
なんかのイベントだったのでしょうか?
その時間はもう既に他の露店はなく、ポツンとこんなところに一軒だけ露店

道に迷わなければ出会わなかったな
そういう巡り合わせ

最近僕はすごく意識します
きっと、なんか意味があってその人に出会わせたんだろうって
思うんよね

だって、そこにいたのは
さゆりさん
これもまたベアードール好きからしたら、誰もが知る大有名人
「さゆりがセゾンさゆりを注ぐよ〜」と
何十年言ってるか分かんないくらいの決まり文句で
変わらぬ笑顔で接してくれました

ブライアンはいなかったけど

素敵なおまけ付きで
楽しい沼津見学ができました

いつしか僕もこんな環境が作れるのだろうか・・・

楽しみ!

駅前のトイレと夕日とセゾンさゆり

書く気が全く無かったので、ぜんぜん写真を取っていなかったのが残念。

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