ティーバッグのマイクロプラスチック

ハーブのお話
Photo by FLY:D on Unsplash

前回のブログでチラっと触れたんですけど
自家製ハーブティーを作る時の、ティーバッグの素材について

ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)素材って
ヤバいの??

という
疑問がわいてきたので、ちょっと調べてみました

思い返せば
一番最初に買ったのは
環境に優しいと書かれたティーバッグを買ったのですが、
インパルスシーラーでシーリングができなかったので
結局、不織布のものに切り替えた事がありました。

でも、その時は
環境に良いよ!って書いてあったから買ってみた。
それだけでした

それから
数ヶ月経って

最近急に、SDGsに興味が出てきて
VoicyやYouTubeで積極的に情報を聞いたり見たりしてたんです。

SDGsって、よく目にするようになってきたし
レジ袋有料化で、プラスチックの使用量を減らそうという試みに触れたりと
環境問題が身近な話題として目に触れるようになってきて。

見聞きしているうちに
結構なインパクトを受けたのが
海洋プラスチックゴミ問題でした。
そして、それはティーバッグにも話が繋がりました。

今回は、いろんな言い分がある分野の話
ぼくの拙いブログにリンクされちゃ〜たまらないだろうと思って
極力引用もとはリンクしませんでした。
それ以上に、多くのYouTubeを見まくったので、どこからなにを参考にしたのか、違う動画に同じ情報もあったし・・で、リンク付けづらいというのもあります。

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海洋プラスチック問題

海洋プラスチックごみは
海の生態系に様々な影響を及ぼしていると考えられています。
ビニールに絡まって死んでしまった魚の映像や
胃の中に大量のプラスチック片が詰まった鳥や魚の映像は見た事があるかと思います

最近は、紫外線等の影響で小さくなったマイクロプラスチックが
注目され、問題視されているようです

マイクロプラスチック自体は吸収されずに、体外に排泄されるから
問題ないとされています。

でも、問題があるかも?
というのは
マイクロプラスチックは海洋中の有害物質を表面に付着させやすい性質を持っていて
有害物質がくっつけたマイクロプラスチックを
プランクトンが食べたり、魚が食べたり・・
食物連鎖のサイクルに組み込まれ、上位にいくにつれて、徐々に濃縮されて
濃縮された有害物質を含んでいる魚を人間が口にしているかもしれない

プラスチックが運び屋となって
海に漂っていた有害物質を人間まで届けるという
プラスチック自体を食べなくても
人体に影響を及ぼす可能性が考えられています。

なるほど
人間が出したごみは、結果自分に帰ってきているんですね

プラスチックを食べている?

魚介類が体に蓄積してしまった
プラスチックを口にする可能性もあるんですが

食品の包装容器からも
人間はプラスチックを口にしているようです。

はたまた
マイクロプラスチックは風に舞い、空気中に混じって
呼吸するだけで
プラスチックを体内に入っているとも言われています

しかも、
大気汚染が酷いというイメージの中国よりも
新宿は空気中のプラスチック含有量は多いんですって・・・

食事から、容器から、空気からプラスチックを取り入れている訳なんですが
このプラスチックは排泄されるから問題ない
らしいです

マイクロプラスチックよりも更に小さくなった
ナノプラスチック
これは細菌ほどの大きさになってくるので
肺に蓄積されたり
小腸から吸収され、血液に入り込み
細胞まで到達???
もしかすると・・・、そうかも
ですって

ティーバッグからプラスチック

排泄されるから問題ない?
自然界に無いものが体内に入りこんで、影響がでないわけがない?

いまのところ
わかんないんです

その上で


紅茶等のティーバッグから大量のマイクロプラスチック、ナノプラスチックが
お湯の中に抽出されているみたいです

マイクロプラスチックはお尻から出ちゃうから
まあ良いとして
ナノプラスチックが大量にお茶の中に含まれているのはちょっとな〜〜

嫌かも・・・

じゃあどうしましょう

紙ならば良さそうですね

または
バイオプラスチックを使用したもの

これなら環境負荷も少なく
有害物質の溶解は少ない?ない?

素材はソイロン
ティーバッグまで落とし込んでくれているのは、このソイロンという素材だけなような??
という事で、注目してます。

たぶん、次はこれを注文します。


バイオプラスチックというもの

さきほど出てきたバイオプラスチック
プラスチックごみ問題を解決するかもしれないと
注目を集めています

バイオプラスチックはバイオマスプラスチックと生分解性プラスチックに分けられていますが
一緒にするものではなく、別のものと考えた方が良い

燃やした時の温暖化ガスが少ないバイオマスプラスチックと自然界で分解される生分解性プラスチック

バイオマスプラスチックは自然界で分解されるとは限らない

とは言え

生分解性プラスチックも
若干怪しいらしいです

生分解性プラスチックとして認められるための条件が、自然界とは乖離しているので
実際に自然界に生分解性プラスチックが放置されたとしても
分解されるまでには10年くらいかかるんじゃないかと
さらに
海の中では分解スピードはさらに遅く
結局、マイクロプラスチック化して魚に摂食されて・・・
結果一緒や〜〜ん

とは言え!(再)

この技術は
どんどん進歩するでしょう

いまは、そうでも
使用時は丈夫で、使わなくなってごみになったら分解される・・・
どんな素材??
でも、開発中みたい

海の中でも分解されやすいプラスチックも・・・・

カネカ生分解性バイオポリマー Green Planet®︎でなぜ世界が健康になるの? | 株式会社カネカ
100%植物由来で、海水中でも生分解されるカネカ生分解性ポリマーGreen Planet®︎(“PHBH”)。生分解のヒミツや開発事例をご紹介します。

という事で
生分解性だから安心??
わざとポイ捨てしないけど、仮に自然界に流出しても問題無し!

でも、海底に沈んじゃったら
分解は遅くなっちゃうと言ってました。
更なる技術進歩に期待しちゃいましょう!!

生分解性のものを使ったとしても
堆肥にする訳でもなく、結局
生ゴミとして、他のごみと一緒に収集されてしまうのはなんかもったいないような気がしますね・・

もし、自然界に流出してしまった場合は
分解されるから
大丈夫!

ってこと

地球の枯渇性資源に変わる素材ってことは間違いないでしょう。

海にプラスチックが多い理由に日本も加担

なぜ
そんなに
海にプラスチックが流れ出ているのか?

生物分解されない?分解されるのに長い時間がかかる
ので
海にどんどん増えていく一方だって

蓄積されてしまうのですが
海に流れ出ている理由が衝撃でした

いろんな理由があるとは思いますが
その一部に日本が関係しているという事を知ったので
その部分だけ

日本は中国、東南アジア諸国に
ごみをリサイクル資源として輸出していて(中国は2017年末で輸入ストップ)
ごみを受け入れた側で、リサイクルが追いつかず
大量に放置され
その何%かが、海に流れ出てしまっている
らしい
もう東南アジアの国々もごみの受け入れを停止する動きが出てきているようなので
輸出していた分は
自国で処理しないといけなくなる

ポイ捨てしなければ
プラスチックごみが海まで行っちゃう事なんてない
と、思っていても
しっかりとごみ収集の日の朝に出して
収集してもらっても
まさか、そのごみが海外に輸出され
それが海に流れ出しているなんて。。。

日本のリサイクル率についても
だいぶショッキングな情報ありましたけど
それは、置いといて

プラスチック問題はとても大きなテーマ
だけど
ティーバッグの素材は小さなテーマ
でも
自分ができる事からはじめるというのも真理

この行動は直接的にはなにも海のごみの減少には繋がらないでしょう

でも、環境について考えるきっかけになれば良いんじゃないでしょうか

海の問題の解決には繋がらなくても
実際わずかな量だけど、プラスチックの使用量は減っている訳で
そんな思いで、ティーバッグの素材を選ぶ事で、人にメッセージは届けられると思う

大きなテーマに小さなテーマで行動してみようと思います

知らなかっただけで、ちゃんとメーカーさんも考えてます

そんなこんなで

ティーバッグに気を使っているメーカーさんもありました






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